こんにちは。薬剤師として働きながら育児中のママです。
授乳中だと、
- 「お酒を飲みたいけど赤ちゃんに影響しない?」
- 「ビール1杯なら大丈夫?」
- 「アルコール入りのお菓子は食べてもいい?」
と気になりますよね。
私自身も授乳中にアルコール入りのパウンドケーキを食べてしまい、「赤ちゃんに影響はないかな?」と心配になったことがあります。
今回は、授乳中のアルコールについて薬剤師の視点から解説します。
授乳中に飲んだアルコールは母乳に移行する?
結論から言うと、アルコールは母乳に移行します。
母乳中のアルコール濃度は、基本的にお母さんの血液中のアルコール濃度とほぼ同じになります。
つまり、お母さんがお酒を飲んで酔っている状態では、母乳にもアルコールが含まれている可能性があります。
赤ちゃんへの影響は?
大量のアルコール摂取は赤ちゃんに影響を与える可能性があります。
報告されている影響としては、
- 眠りが浅くなる
- 母乳を飲む量が減る
- 機嫌が悪くなる
などがあります。
また、継続的な大量飲酒は赤ちゃんの発達への影響が懸念されています。
そのため、授乳中の飲酒はできるだけ控えることが推奨されています。
ビール1杯なら授乳しても大丈夫?
ビール1杯程度であれば、時間を空けることで影響を減らせると考えられています。
一般的には、
純アルコール約10gにつき2~3時間程度
で体内から代謝されるとされています。
例えば、
- ビール350mL(5%) → 純アルコール約14g
なので、飲酒後は2~3時間以上空けてから授乳するのが一つの目安になります。
ただし、
- 体重
- 体質
- 食事の有無
によってアルコールの分解速度は異なります。
アルコール入りのお菓子は?
アルコール入りのお菓子の場合は、含まれるアルコール量によります。
市販のお菓子には、
- 加熱によりアルコールがほとんど飛んでいるもの
- 洋酒を後から加えているもの
があります。
食べてアルコールの香りを強く感じる場合でも、実際のアルコール量は少量であることがほとんどです。
少量摂取でお母さん自身に酔った感覚がない場合、赤ちゃんへの影響は通常あまり心配しなくてよいでしょう。
ただし、アルコール量が不明な場合は商品の表示を確認することをおすすめします。
母乳を搾乳して捨てればアルコールはなくなる?
「飲酒後に搾乳して捨てれば大丈夫」と聞くことがあります。
しかし、母乳中のアルコール濃度は血液中の濃度と連動しています。
そのため、搾乳したからといって体内のアルコールが早く抜けるわけではありません。
アルコールが代謝されるまで時間を空けることが重要です。
薬剤師ママの体験談
私自身、授乳中にアルコール入りの焼き菓子を食べてしまい不安になったことがあります。
食べた後にアルコールの香りを感じたため心配になりましたが、
- 酔った感覚はない
- 少量摂取だった
- 赤ちゃんに普段と変わった様子はない
という状況でした。
授乳中はちょっとしたことでも心配になりますが、まずは落ち着いて摂取量を確認することが大切だと感じました。
まとめ
授乳中のアルコールについてのポイントをまとめます。
- アルコールは母乳に移行する
- 大量飲酒は避ける
- 飲酒した場合は時間を空けて授乳する
- 少量のアルコール入りお菓子で過度に心配する必要はないことが多い
- 心配な場合は医師や薬剤師に相談する
授乳中は赤ちゃんのことを考えて不安になる場面も多いですが、正しい知識を持つことで安心して育児ができます。
少しでも参考になれば嬉しいです。

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